回転2色成形とは

回転2色成形とは、キャビティの異なる2つの金型を用いて、

 

         ①1次側成形   

  ⇒  ② 移動側金型 180°回転  

  ⇒  ③ 2次側成形  

  ⇒    ④ 移動側金型 180°回転     …

 

 

これらを1サイクルで繰り返し行う成形工法となります。

特徴

  • 部品数や組立て工数を削減
  • 2種材料の使用による機能性向上  (シール性,機械的特性など)
  • 意匠性のアップ 

使用例

【家電関係】

◆掃除機、ローラー部品

 

PP材とTPO材(エラストマー)の2色成形品で、車輪部分とタイヤ部分を構成しています。2種材料を使用することで、機能性が向上しています。

【アミューズメント関係】

■パチンコ筐体部品

1次:PMMA(透明色)

2次:PMMA(赤透明色)

 

異色同材質の一体成形品です。異色同材質を利用して、意匠性がアップしています。